メルカリで、安い浄水カートリッジが沢山出品されていたので大量に購入したら、全部偽物でした。
最初は、偽物が出回っているとは一切考えておらず、水ウマーって飲んでいたら
夕方のニュースで浄水カートリッジの偽物に注意してください。とのことで、
念のため確認してみたらフォントやロット番号が無かった等、偽物の特徴と合致していたので、そこで偽物だと判断しました。
この記事では、正規品と偽物を比べてみて何が違うかについて説明します。
さらに、万が一偽物だった場合についての対処法についても記載しています。
浄水カートリッジの見分け方
でも、購入してしまったのなら、皆さんに参考になるよう偽物と正規品を実際に比べて、
どの程度まで似ているのか、何が異なっているのかについて紹介していきたいと思います。
なぜ偽物に気づけなかったのか?
実は、正規品の浄水カートリッジを一度も購入したことがありませんでした。(正規品は9千円台もするので)
お金をケチったせいで、偽物と正規品の区別ができず、全く気づけなかったのが原因の一つです。
さらに後で説明しますが、実は偽物の浄水カートリッジで塩素が本当に除去されているのか測定してみたのですが、
しっかりと塩素が除去されていたのです。これが一番正規品で間違いないと信用してしまったのです。
正規品を購入して模倣品と比較検証
偽物と分かったので、今度は正規品を購入して偽物と何が違うのか調べてみます。
今回は1個タイプと3個タイプが偽物だったので、これらと比べてみます。
さて、正規品と見比べてみると、正規品は「12物質除去」とあるのに、偽物は「8+2物質除去」と異なっていることがわかります。
次に、偽物の外箱に記載されている注意事項を見ると、漢字が若干異なっているのが分かるでしょうか。「水圧」「説明書」など。
これらの漢字は旧字体と言われるもので、正規品はしっかりとした表記になっています。
次に、3個タイプも見ていきます。3個タイプは1個タイプよりもミスが多いです。
1個のときの「8+2物質除去」以外にも「スタングードタイプ」と間違っていることがわかります。
こちらも、外箱の注意事項には旧字体で書かれていることも偽物の特徴と言えます。
また、偽物を水栓にセットすると、浄水に切り替えるスイッチがスムーズに切り替わらない・スイッチが動かないといった不自然な動作がありました。
正規品は浄水スイッチを押すとスムーズに切り替わります。
偽物3個入は、1万2千円もしたので、ショックが大きかったです。
偽物には塩素除去能力があるのか検証
次に、試したのが塩素が本当に除去されているのか、です。
実際に試してみた結果の画像がこちらです。
少し暗くて申し訳ないのですが、左が浄水OFFで右が浄水ON時(偽物)です。
塩素に反応するとピンク色になります。
なので、偽物でも塩素は除去されていることがわかります。
このように測定器で見てもほとんど塩素が除去されていることが分かりました。
塩素が除去されているので本物だと信用してしまいそうです。
塩素高い?と疑問になったらすぐに分かるので、塩素測定器オススメです!
簡易的な測定なら数百円で分かるので、手軽にやってみたい方はウォーターチェッカーなどがオススメです。
偽物と分かった時の対処法
まず偽物だと分かったら、購入した店に「偽物が届いた」と問い合わせをしましょう。
Amazonで購入した場合は、アマゾンに問い合わせます。
(この時、アマゾンの出品者ではなくアマゾン公式側に問い合わせを行いどうすれば良いか聞いてください)そこで、補償してくれるかの話になります。
大抵のECサイト(楽天市場やヤフーショッピング等)では、偽物が届いた際の補償内容が記載されており、それに沿って補償されるか判断されます。
ですが、補償に関して期限があったりするので、偽物と分かったらすぐに問い合わせを行ってください。
私は、メルカリで購入してから1年経過しましたが、問い合わせを行った所、メルカリ事務局が対応してくれています。
これらの経緯を詳しく説明している記事がありますので、興味があれば是非ご覧ください。
コメント